さいたま市教員採用試験 論作文のポイント

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最重要項目

さいたま市教員採用試験 論作文において、最も大事なことは以下の4つです。

  • 文字数が790~800字であること。
  • 時間内に完成されていること。
  • 論題からずれていないか。
  • 見やすいこと。

文字数については、そこまで練習しなくとも問題ありません。なぜならば、余分な文章を削除したり、言い換えた文章、要約した文章を追加すれば、何とでも修正できるからです。ただ、修正は必須となります。


時間内(45分)に完成することについて、これは2.3回練習する必要があります。具体的な時間の使い方は、

  1. テーマの把握、構成の下書き(問題用紙等にメモしておきましょう)(10分)
  2. テーマについての自身の考え、なぜ、テーマの内容が必要なのか(8分)
  3. 実践していく内容※具体例が必須です。(12分)
  4. まとめ(テーマ、実践内容、今後の教員としての展望)(10分)
  5. 修正(5分)

論題からずれていないか。そもそもテーマとして選ばれる内容は、受験者全員が耳にしたことのあるもの以外出ません。そのため、改めて、学習指導要領を読み、太字の箇所、頻出する語句の意味を調べ、「自身がそれに対してどのような意見を持っているか」を明確にしている必要があります。


「見やすいこと」に関して、採点者も人間ですので、同じような内容を何百も採点していると、採点に偏りが出ます。見やすい構図に工夫する必要があります。以下のフォーマットを守ってください。

  1. テーマに対しての考え+なぜ求められているのか+実現のために、以下のことを取り組む。
  2. 実践する内容①(この冒頭を太字で書くこと)
  3. 実践する内容②(この冒頭を太字で書くこと)
  4. まとめ+教員としての展望

以下に回答例を掲載します。

論題

「主体的・対話的で深い学び」とはどのような学びであると考えますか。また、その実現のためにどのような教育活動を行っていきますか。


回答例(798字)

「主体的・対話的で深い学び」とは、単なる知識の習得に留まらず、生徒が自ら問いを見出し、他者との協働を通じて自己の考えを広げ、本質的な理解へと到達するプロセスであると考える。予測困難な社会を生き抜く力を育むため、受動的な学習から能動的な学習への転換が求められている。私は、この学びを実現するために「ICTを活用した授業の実践」と「生徒による課題設定を重視した授業の実践」の二点を中心に取り組む。  第一に、ICTを効果的に活用し、思考の可視化と共有を促進する。理科の実験等において、タブレット端末で記録した動画やデータをリアルタイムで共有することで、自身の予想と結果を即座に比較検討できるようにする。また、共同編集機能を活用し、班ごとの多様な考察を同時に提示することで、他者の視点を取り入れた多角的な分析を可能にする。ICTを「道具」として使いこなし、対話の質を高めることで、深い理解を伴う学びを実現していく。  第二に、生徒自らが課題を設定する場面を取り入れる。教師が与えた課題を解くだけでなく、事象に対する違和感や疑問から「なぜ」を導き出せるよう支援する。具体的には、単元の導入で観察を行い、生徒から出た疑問を基に学習計画を立てる授業を展開する。自ら設定した課題であれば、解決に向けた動機付けが強化され、主体的な探究活動へと繋がる。このプロセスを通じ、解決後も新たな問いを見出す「学びの連続性」を育みたい。  以上の実践を通じ、私は生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す教員を目指す。そのために、私自身が常に最新の教育技術や教材研究に励み、学び続ける姿勢を背中で示していく。生徒が失敗を恐れず試行錯誤できる環境を整え、さいたま市の教育が目指す「生涯にわたって学び続ける市民」の育成に全力を尽くす覚悟である。

最後に

論作文に対して苦手意識を持つ受験者が多く感じます。合格に必要なことは、洗練され、革新的なアイデアではなく、自信がテーマに対してどのような考えを持っているのか、それを達成する手段は何か、それを文章で他者に説明することが出来るか。を見られています。

以上の内容を意識して、4回ほど練習すれば、合格間違いなしです!頑張りましょう!

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